TALOの合板ゼロとは?

合板(ベニヤ)を使用する代わりに、厚さ15mm以上の無垢板を斜め張りにして強度を確保するTALOならではの仕様。(オプション仕様)合板を使用するのに比べ、コストも施工の手間もかかりますが、さまざまなメリットがあるのです!ログハウスはもともととても寿命の長い建物。長期的な耐久性を考えたとき、TALOは合板ゼロをお勧めします。

*通常仕様の場合、合板を使用する部分は野地板(屋根の下地)と2階の床の下地(総2階建てログハウスの場合のみ)

合板ゼロのメリットは?

耐久性 合板の弱点は湿度と温度

木材の優れた性質の一つに、湿気を吸ったりはいたりする、吸放湿性があります。一方、複数の薄い板を重ねて接着して作られる合板は、無垢の板に比べて透湿性(湿度を通す性質)や放湿性(湿気を放出する性質)に劣ります。一度吸った湿気はなかなか抜けないため、長期的にはその湿気が接着剤の強度や合板自体の耐久性に悪影響を及ぼし、状況によってはカビが発生することも。

特に野地板は湿度に加え、太陽からの熱を受けると言う過酷な状況におかれます。野地板は無垢材が当たり前だった時代の方が、屋根の耐久性は高かったと言う声はよく聞かれます。
 

健康 接着剤はなるべく使いたくない
 
合板には、大量の接着剤が使用されています。近年はシックハウス法により、住宅には、ホルムアルデヒドの発散量の少ないF☆☆☆☆の合板が使われることがほとんどですが、F☆☆☆☆の基準は気温20度での測定でホルムアルデヒドの放出量が0.3mg/l以下であること。気温が20度から30度になるとホルムアルデヒドの放出量は約3倍になるといいます。化学物質のことを考えた場合、合板は使用しないで済めばそれにこしたことはない、と言えるのではないでしょうか?
 
 
厚い無垢板が優れた断熱性・蓄熱性を生む
 
野地板や床下地に使用される合板は通常厚さ12mm。合板ゼロ仕様では厚さ15mm以上の無垢板を使用します。室内の快適さを左右する断熱性や蓄熱性は厚みがあるほど向上します。
 
 
無垢には無垢 ログハウスとの相性抜群
 
TALOログハウスは、2階までログを積む「総ログ」。さらに、床板や天井板も全て無垢の板を使用します。収縮率や調湿性能など、材料のもつ性能を考えると、無垢板には無垢板が、一番相性がいいと言えます。
 
 
強さは構造用合板並み 強度を実験で確認
 
TALOでは独自に実験を行ない、合板ゼロ仕様の強度を確認。合板を使用する場合と同等の強度を確保します。
 

*合板ゼロ仕様は一部多雪地域等や希望される設計によっては対応できない場合がございます。詳細はお問い合わせください。
*合板ゼロ仕様はオプション仕様となります。

 

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