富士山を眺めながら非日常を満喫する片流れ屋根の別荘
家族の憩いの場として、富士山麓に別荘を建てたSさん。
「非日常を楽しむ別荘が、人工的な素材の一般住宅では寂しいと思ったのと、ログハウスの断熱性能や湿度をコントロールする調湿性能が、富士山麓の気候に適していると考えました」
何社かのログハウスメーカーを検討するなかで、気に入ったデザインのモデルがあったこと、自由設計で希望通りの変更が可能なこと、建設地の近くに協力店があったことが決め手になり、TALOを選びました。
寒さの厳しい富士山麓であっても、冬も使える別荘にしたいというのがSさんの希望でした。水抜きをしなくても水道の凍結が防げるよう、水まわりを1か所に集め、冬の間は水まわり部分の床下を基礎ごと温める仕組みが採り入れられています。
「最低でも月に1回は家族で利用しています。何をするわけでもなく、週末になると、とりあえず別荘にきて、目が覚めたら1日が始まります。遅めの朝食をウッドデッキで食べ、昼は植木を買ってきて庭に植えたり、夜はBBQをしながら星空を眺めたり。家族で非日常を満喫しています」
傾斜天井と大きな窓が開放感抜群のリビング
高くゆるやかな傾斜天井と、天井まで届く大きな開口部が開放感抜群のリビングルーム。子供たちが将来、友人や家族を連れてこられるように、十分な広さを備えている
白く塗装された明るい室内
3か所に設けた天窓と大きな窓から光が射し込む。室内の壁や天井は白く塗装し、モダンで明るい印象に。開口部のまわりのトリムボードや手すりなど、一部を木目が見える仕上げにしている
大人数でも利用しやすいアイランドキッチン
みんなで料理しやすいアイランド型のキッチン。白とナチュラルなウッディカラーでまとめられた室内に、黒のアクセントが効いている。ダイニングの大型引き戸からはインナーテラスに出ることができる
オリジナルモデルの広い玄関をリビングスペースに変更
ベースにしたモデルIE-63の広い玄関を変更し、リビングスペースを拡張した。置き畳をおいてくつろげるスペースに。壁一面には収納を設けている
リビングから眺める富士山の絶景
Sさんがこだわったのはリビングとデッキからの眺望。リビングの大開口からは、雄大な富士山を正面に望める
ルーバーで区切られた階段スペース
リビングルームと2階への階段は、ルーバーで適度に区切られている。2階は3つのベッドルームが並ぶプライベートスペース
4畳大の広さがある玄関
オリジナルモデルからコンパクトに変更した玄関。それでも4畳ほどの広さがあり、ゆったり使える
清潔感のある水まわり
白を基調にした清潔感のあるトイレ。手洗器のカウンターに合わせた横長の鏡が、空間をすっきり見せている
朝食やBBQが楽しめる広いウッドデッキ
広々としたウッドデッキでは、朝食を食べたり、BBQを楽しんだり。飼っている2匹の犬が走りまわれるように、広い庭も造った
周囲の自然に馴染むカラーリング
木立のなかに建つSさんの別荘。「はじめは白をベースに、窓枠をブルーにと計画していましたが、できるだけ周囲の木々になじむように、木の色を活かすベースカラーに変更しました」
できるだけ人工物は使わないよう、門柱にも木を使っている