夏も冬も快適に過ごせる折れ屋根のログハウス
折れ屋根が印象的なログハウスに暮らすのは、Fさんご夫婦と大学生の娘さん。
もともとログハウスが好きだったFさんですが、はじめは別荘のイメージが強かったといいます。住宅街でログハウスを建設しているのを見かけ、住宅も建てられることを知ったのがきっかけで、自宅としてログハウスを建てることにしました。
そんなFさんのログハウスは、人気モデルHI-4A+LOFT。オーソドックスな間取りは活かしつつ、屋根は折れ屋根にアレンジしました。
「折れ屋根にしてよかったです。夏は日差しをしっかり遮ってくれるし、冬はお日さまの温もりを感じられます」とFさん。
Fさんが以前住んでいたのは在来軸組工法の古い家。実際にログハウスに暮らしてみて、断熱、調湿、遮音などの性能が高いことを日々実感しているそうです。
「特に調湿性の高さは素晴らしいですね。夜、部屋干しした洗濯物が翌朝には乾いています」
自作の庭には3年分の薪を備蓄
芝張り以外はFさんが自作した庭。薪棚には薪がびっしり。近所のお寺や材木屋さんから調達して、3年分くらいの薪をストックしている
開放感にこだわったリビング
吹き抜けが開放感抜群のリビング。玄関をオープンにしてリビングとつなげたことで、さらに開放感が増した。リビングと玄関の間には、部分的にルーバーを設けて適度に視線を遮っている。
階段とロフトの手すりも大工さんに造作してもらい、開放的なデザインに変更
薪ストーブはだんらんの中心
「冬は薪ストーブの周りに人が集まります」とFさん。折れ屋根のおかげで、冬は暖かな日差しが庭に面したスライディングドアから十分にリビングに差し込む。
カーテンレールのカバーは大工さんの造作によるもの
グレーを基調にしたアイランドキッチン
グレーでまとめたアイランド型のキッチンが、ログウォールに調和している
洗濯物を乾かすスペースにもなるロフト
Fさんの希望で、ロフトの天井には洗濯物の室内干し用のアイアンバーをつけた。
中央奥の扉は個室に通じている。室内扉は白に塗装して、インテリアのアクセントに
明るい日差しが入るテラスに面した洋室
奥さまのミシンが置いてあるテラスに面した洋室。ログハウスのあちこちに飾られているドライフラワーも奥さまが自作したもの
収納たっぷりの玄関
広々とした玄関には、大型のシューズシェルフやコートハンガーが設けてある。一部の壁はパネルを斜め張りにして変化をつけた
Loghouse DATA
Country Style
田舎暮らし(HI-4A+LOFTアレンジ・F様邸)
延床面積 | 126.77m² |
1 F | 70.00m² |
2 F | 56.77m² |
テラス | 15.00m² |
建設地 | 兵庫県 |
PLAN | HI-4A+LOFTアレンジ |
ログ材 | フィンランドパインラミネートログ |
設計•施工 | TALO兵庫 |