vol.4 2024

森と暮らす 私たちのログライフ

TALO LIFE

LIVE WITH THE FOREST
森と暮らす 私たちのログライフ

TALO LIFE

LIVE WITH THE FOREST

自由設計だからできた
“わたしたちらしい” 住まい

1 | 家族が集まり時を分かち合う憩いのログハウス
2 | 交差切妻屋根の大開口で明るいくつろぎの空間

自由設計だからできた
“わたしたちらしい” 住まい

1 | 家族が集まり時を分かち合う憩いのログハウス
2 | 交差切妻屋根の大開口で明るいくつろぎの空間

自由設計だからできた
“わたしたちらしい” 住まい

人生を豊かに楽しむためのセカンドハウスを建てたK様と
開放的な大開口の平屋に住むH様の素敵なログライフをご紹介します。

自由設計だからできた
“わたしたちらしい” 住まい

人生を豊かに楽しむためのセカンドハウスを建てたK様と開放的な大開口の平屋に住むH様の素敵なログライフをご紹介します。

TALO’s Loghouse

家族が集まり時を分かち合う
憩いのログハウス

[静岡県小山町 K邸]

 富士山の麓に位置する風光明媚な地、静岡県小山町の静かな住宅地に建つ瀟洒なログハウス。この家は、Kさんご夫妻が暮らしている自宅のすぐとなりに建てた別邸です。
「 自宅が築35年を迎え、そろそろ修繕や建て替えを考えなければいけなくなった時期に、となりにもうひとつ、夫婦二人で住めるくらいの小さな家を建てたらどうだろうと考えたんです」と奥様。お二人は、このログハウスを「歩いていける別荘」と呼び、気が向いたときに訪れているそうです。

「 デッキでお茶を楽しんだり、ときには夜こちらで過ごして寝たり。このログハウスは天窓からとてもきれいな星空が見えるんです」とにこやかに教えてくれました。

青々とした芝生の庭の奥に佇むログハウス。片流れ屋根のシンプルなデザインで、濃い赤茶色の外壁と白いケーシングの美しいコントラストは、北欧の昔ながらのログハウスを思い起こさせます。

1階はほぼワンルームですが、奥の空間は来客時には引き戸で区切って個室として使用できるようになっています。広さは合わせて40㎡ほどですが、吹き抜けの高さがあり開放感いっぱい。また、2つの天窓と2階の窓から、明るい光がたっぷり入ります。

直線階段の下に窓があり、ここからも光と風を取り込めます。正面の扉の向こうはサニタリースペース。庭側の掃き出し窓は大きくて眺めがよく、ここからすぐデッキに出ることができます。

階段を上がり、幅1mほどの通路の先にある小さなドアをくぐると個室があります。

屋根裏部屋のような雰囲気のかわいらしい個室。お孫さんが喜びそうです。

デッキで椅子に座りくつろぐKさん。普段からここで庭越しに景色を眺めて過ごすことが多いそうです。

 この住まいを建てるにあたっては、よく見る一般的な住宅とは少し違う建物にしたいという希望があったそうです。そして選んだのが、個性的で落ち着きもあるログハウス。自然で温かみがある雰囲気も魅力でした。
 また、この家を家族みんなが集まる場所にしたいという願いもあったといいます。
「 孫が産まれたばかりなのにコロナ禍で会いにくく、もどかしい思いでした。だから、安心して家族が集まれるような場所があったらと考えたんです」
 そんな奥様の願いを形にしたこのログハウス。完成してからは、お孫さんが遊びに訪れたり、お子さん夫妻の結婚パーティーが開かれたりと、たくさんのゲストで賑わっているといいます。
 ご夫妻のこれからの暮らしの舞台に、まさしくふさわしい住まいといえそうです。

手づくりのステンドグラス

ペンダントライトのカバーや、ドア、明かり取りの窓など、各所で存在感を放っているのが、美しい絵柄のステンドグラス。
実はこれらはすべてKさんが手づくりしたものだそう。敷地内にあるミニログハウスの工房でつくっているそうですが、プロ顔負けの仕上がりです。

[ DATA ]

  1. 延床面積71.63m²(21.66坪)
  2. 1F52.65m²(15.92坪)
  3. 2F18.98m²(5.74坪)
  4. テラス22.50m²(6.80坪)
  5. 建設地静岡県駿東郡小山町
  6. PLAN特注
  7. ログ材フィンランドパイン95mm
  8. 外装塗料シッケンズ・マホガニー(3回塗り)
  9. 設計・施工TALO 静岡(株)ヒデホームズ

[ DATA ]

  1. 延床面積71.63m²(21.66坪)
  2. 1F52.65m²(15.92坪)
  3. 2F18.98m²(5.74坪)
  4. テラス22.50m²(6.80坪)
  5. 建設地静岡県駿東郡小山町
  6. PLAN特注
  7. ログ材フィンランドパイン95mm
  8. 外装塗料シッケンズ・マホガニー(3回塗り)
  9. 設計・施工TALO 静岡(株)ヒデホームズ

交差した屋根が大開口をつくりだすファサード。傾斜地で手前側が低くなっているため、前の通りからリビングが見えにくく、落ち着いて過ごせるそうです。青空に映える明るいブルーの外壁は、いずれ再塗装をすることを考慮して淡い色をチョイス。

交差した屋根が大開口をつくりだすファサード。傾斜地で手前側が低くなっているため、前の通りからリビングが見えにくく、落ち着いて過ごせるそうです。青空に映える明るいブルーの外壁は、いずれ再塗装をすることを考慮して淡い色をチョイス。

TALO’s Loghouse

交差切妻屋根の大開口で明るい
くつろぎの空間

[静岡県小山町 H邸]

 友人のログハウスを訪れたときに魅力を感じ、自分が家を建てるときにはログハウスにしたいと考えるようになったというHさん。ご夫妻とも自然が好きで、それもログハウス建築を後押ししたそうです。
「 夫婦二人とも神経を使う仕事をしているので、自宅はリラックスできる場所にしたいと思っていました。ログハウスは木の香りがして心を落ち着かせてくれます」とご主人。この家では、デッキで食事を楽しんだり、薪ストーブの炎を眺めながら会話を楽しんだりと、ご夫妻でくつろぎの時間を過ごしているといいます。
 また、建てる前は室内が暗いというイメージがあったログハウスですが、「その心配は無用でした。大きな窓や天窓のおかげでとても明るいですよ」とも教えてくれました。

玄関、リビング、個室をすべてつなぐ長いデッキ。見晴らしのいいこのスペースでくつろぐことも多いそうです。

ご主人がひとつひとつ、大きな石を手で運んでつくったアプローチの階段。苦労しただけあって、見事な出来栄えです。 

デッキに面する掃き出し窓の上にも開口があるリビング。明るく気持ちのいい空間です。

書籍が並ぶ、スタイリッシュなお二人の仕事部屋。

この壁は両サイドが開いており、どちらからでもサニタリールームに行けるようになっています。

リビングにある壁の反対側には洗面台とクローゼットがあり、さらにその奥はサニタリールーム。

 室内は間取りがユニーク。動線をよく考えた間取りになっていて、リビングと壁を隔てた向こう側のスペースにクローゼットや洗面台があり、ぐるりと回遊できるようになっています。
 トイレとバスルームはこのスペースに面しているので、どちらからでもアクセス可能。そして、洗濯をして干し、取り入れて片付けるという動きを、ほぼこのスペースだけで完結させることができます。
 また、ご夫妻はこのログハウスに住み始めてから、DIYも楽しむようになったそうです。
 母屋の脇に建つ水色のかわいらしいミニログハウスはご夫妻の共作。また、アプローチの階段も、重い石を手で運んで完成させたといいます。
「 大変な作業もありますが、楽しみながらやっています」とご主人。その爽やかな笑顔が充実した暮らしを物語っています。

料理をしていてもカウンター越しに会話ができるダイニングキッチン。ルイスポールセンのPH 5を吊り下げている金具は自作したものだそうです。

二人で建てたミニログ

薪づくりに使うチェーンソーや電動工具などを収納しているミニログハウスは、ご夫妻二人でセルフビルド。壁積みに10日、塗装までだと1ヶ月ほどかかりましたが、楽しい思い出になったといいます。カラーリングを母屋のログハウスと同じにして統一感を出しています。

薪ストーブはドブレの640WD。

玄関の照明もルイスポールセン。フィンランドログに合わせて北欧の照明を選びました。

[ DATA ]

  1. 延床面積95.05m²(28.75坪)
  2. テラス32.77m²(9.91坪)
  3. ミニログ7.5m²(2.26坪)
  4. 建設地静岡県駿東郡小山町
  5. PLANHI-31アレンジ+S-3
  6. ログ材フィンランドパイン112mm
  7. 外装塗料ティックリラ・VINHA2682(2回塗り)
  8. 設計・施工TALO 静岡(株)ヒデホームズ

[ DATA ]

  1. 延床面積95.05m²(28.75坪)
  2. テラス32.77m²(9.91坪)
  3. ミニログ7.5m²(2.26坪)
  4. 建設地静岡県駿東郡小山町
  5. PLANHI-31アレンジ+S-3
  6. ログ材フィンランドパイン112mm
  7. 外装塗料ティックリラ・VINHA2682(2回塗り)
  8. 設計・施工TALO 静岡(株)ヒデホームズ