家族が集まり時を分かち合う憩いのログハウス
このログハウスは、Kさんご夫妻が暮らしている自宅のすぐとなりに建てた別邸。
「自宅が築35年を迎え、そろそろ修繕や建て替えを考えなければいけなくなった時期に、となりにもうひとつ、夫婦二人で住めるくらいの小さな家を建てたらどうだろうと考えたんです」と奥様。お二人はこのログハウスを「歩いていける別荘」と呼び、気が向いたときに訪れているそうです。
「デッキでお茶を楽しんだり、ときには夜こちらで過ごして寝たり。このログハウスは天窓からとてもきれいな星空が見えるんです」とにこやかに教えてくれました。
また、この家を家族みんなが集まる場所にしたいという願いもあったといいます。完成してからは、お孫さんが遊びに訪れたり、お子さん夫妻の結婚パーティーが開かれたりと、たくさんのゲストで賑わっているそうです。
ご夫妻のこれからの暮らしの舞台に、まさしくふさわしい住まいといえそうです。
青々とした芝生の庭の奥に佇むログハウス
片流れ屋根のシンプルなデザインで、濃い赤茶色の外壁と白いケーシングの美しいコントラストは、北欧の昔ながらのログハウスを思い起こさせます
心地よいダイニング・キッチン
直線階段の下に窓があり、ここからも光と風を取り込めます。庭側の掃き出し窓は大きくて眺めがよく、ここからすぐデッキに出ることができます
フレキシブルに使える1階の空間
1階はほぼワンルームですが、奥の空間は来客時には引き戸で区切って個室として使用できるようになっています。広さは合わせて40 ㎡ほどですが、吹き抜けの高さがあり開放感いっぱい
光を取り込むロフトスペース
階段を上がり、幅1mほどの通路の先にある小さなドアをくぐると個室があります
かわいらしいおこもり空間
屋根裏部屋のような雰囲気のかわいらしい個室。お孫さんが喜びそうです
手づくりのステンドグラス
ペンダントライトのカバーや明かり取りの窓など、各所で存在感を放っているのが、美しい絵柄のステンドグラス。実はこれらはすべて奥様が手づくりしたものだそう。敷地内にあるミニログハウスの工房でつくっているそうですが、プロ顔負けの仕上がりです
Loghouse DATA
Country Style
田舎暮らし(特注・K様邸)
延床面積 | 71.63m² |
1 F | 52.65m² |
2 F | 18.98m² |
テラス | 22.50m² |
建設地 | 静岡県 |
PLAN | 特注 |
ログ材 | フィンランドパイン角ログ |
設計•施工 | TALO静岡 |