森林浴で免疫力アップ!?

 ガン細胞やウイルス感染細胞を見つけて殺傷することで知られる「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」。森林総合研究所と日本医科大学が共同で行った研究によると、森林浴によってNK細胞の機能が高まることが明らかになりました。研究では都内の大手企業に勤める35〜56歳の男性12名に長野県の森林で2泊3日の森林浴(※)を体験させたところ、NK活性が森林浴前よりも1日目で43%、2日目には53%も上昇しました。この効果は森林浴後も持続し、7日目で45%、1カ月後でも23%高かったそうです。また、その後に東京在住の25〜43歳の女性看護師13名が行った2泊3日の森林浴でも、1日目、2日目、7日後のNK活性の上昇が確認されました。
 ここでカギを握るのが樹木から発散される「フィトンチッド」という物質です。フィトンチッドは副交感神経を刺激して精神を安定させ、活発に流れる脳の血流量を適量に抑え、脳や身体をリラックスさせるのです。ちなみに、フィトンチッドはスギやヒノキなどの針葉樹のほうが7倍も多く放出するそうです。
※森林浴=午前と午後に約2.5㎞のスギ林と雑木林の森林遊歩道(セラピーロード)を、2時間ほどかけて散策 
出典:日本医科大学/森林総合研究所プレスリリース(平成19年3月23日・平成20年3月25日)より


フィトンチッドを発散する針葉樹の森

 

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